
医療法人旭日会
あさひ皮フ科
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夏に多い症状

◆アトピー
アトピー性皮膚炎は子どもだけでなく成人にも多く見られます。
痒みを伴う湿疹が全身または部分的に発生します。
<皮膚症状が起こりやすい部位>
額/目・口の周り/首/肘/膝関節の裏側/体など
精神的なストレス要因によっても症状は悪化する場合がありますので、生活を見直すなど、考えられるアレルゲンとの接触を減らし患者様に合った治療方法をで治療に取り組みます。

◆水虫
足の指などに起こることが多いですが、陰部・内またや手、頭、身体などに症状が出る場合もあります。
皮膚の外側の層が剥けてボロボロになったり、湿ってジュクジュクしたりします。
水虫は人から人に感染するので共同使用するもの等には特に注意が必要です。
<感染が起こりやすい場所>
・共用使用のスリッパ・プール、風呂場の脱衣所・犬、猫との接触 など
<水虫対策>
・患部を乾燥させ、清潔に保ち、根気強く治療を続ける
・家族内に感染者がいる場合、同時に全員が治療を行う
・スリッパや足ふきマットなどを清潔にする
・飼い犬、猫に感染があれば診察、治療を受ける など

◆虫刺され
夏の虫刺されの代表といえば「蚊」です。
その他にも、高温多湿を好むダニ、ブユ、アブ、ハチなどの虫も多く発生します。
痒みを我慢できない小さなお子さまは、刺された場所をかきすぎてジュクジュク炎症を起こす場合もあります。
虫の多いところへは、長そで、長ズボンなどの服装と防虫剤などを携帯するようにしましょう。

◆日焼け
たかが日焼けと思われるかもしれませんが、日焼けを「日光皮膚炎」と呼びます。
過度の日焼けにより、急性の炎症をおこし、痛みが走るほか、赤くむくんだり、重症では火傷のような水ぶくれ症状になります。
皮膚の炎症は、肌の老化や発癌につながることもあるので予防が大切です。
<日焼け対策>
・市販されている日焼け止めをしっかり塗る
・2~3時間おきに 塗り直す
・日傘、帽子、手袋、衣類などで直接日光に当たらないようにする
日焼けした肌は乾燥しています。化粧水や乳液等で十分に保湿しましょう。